社会変革の波に乗って、
新しいビジネスを
PEOPLE 03

安田 勇気YUKI YASUDA
原料営業本部
原材料部
合金鉄チーム
2007年入社
CAREER
2007年
原料営業本部にて、ステンレススクラップの営業を担当
(東京)
2009年
大同特殊鋼(株)調達部に異動、ステンレススクラップの調達を担当
2011年
原料営業本部にて、鉄・特殊金属スクラップの営業を担当
(名古屋)
2017年
大同特殊鋼(株)のアメリカ・シカゴ現地法人にて、特殊金属スクラップの現地買い付け、日本への輸出を担当
2020年より現職
合金鉄の資源国からの輸入業務を担当
2020年より、鉄鋼原料として使用される合金鉄の販売や営業を担当しています。合金鉄の生産には、鉱山から採掘される鉱物資源が必要であり、それらをアジアや南米を中心とした資源国から仕入れるのが、私の仕事です。

販売先の多くは、グループ会社である大同特殊鋼(株)です。どれくらいの価格で、いつまでに何トンの原料が必要なのか。ニーズを正確に把握した上で、輸入先である資源国の生産者と年間契約を進めていきます。小ロット・短納期の対応力で、大同特殊鋼グループ外への販売経路も拡大中です。相手が求める品質や量に合わせて、当社だから提供できる価値を見出し伝えていくことが、営業の難しさであり面白さだと感じています。
原料について知る
人と人の間に立つ商社の仕事に惹かれた
大学時代は航空宇宙工学科で、材料工学を学んでいました。航空宇宙にかかわる仕事を探している中で、材料メーカーの大同特殊鋼(株)を知り、商社部門に当たる大同興業に興味を持ちました。学生時代から人と人との間に立ってコミュニケーションを取ることが好きで、エンジニア・開発職よりも、営業職がいいなと思っていたんです。営業力が試される商社なら、自分の強みを発揮できるのではないかと入社を決めました。

入社後は、1カ月間の研修を受けたのち、原料営業本部のステンレススクラップの営業に配属になりました。同期はみんな仲が良く、大学院卒のメンバーや留学経験の豊富なメンバーなど、自分とは違うバックグラウンドを持ったメンバーも多かった。今もいろんな部署で活躍していて、自分も負けずに頑張らなくちゃと励みになる存在ですね。
海外で仕入先を開拓。チャレンジを促すカルチャーがある
大同興業には、若手の意見やアイデアが尊重され、小さなことでも「まずは動いてみよう」と背中を押される風土があります。

入社10年目にはアメリカ・シカゴの現地法人配属となり、スクラップの買い付け・日本への輸出を担当しました。言語の壁に苦しみながらも、アメリカ以外に取引のエリアを広げられないかと、カナダやメキシコの買い付け先を開拓。アポを取って現地に出かけ、カナダの企業との取引を実現することができました。

また、国内でスクラップ販売営業をしていた際は、販売先のコストダウンのため、それまで使っていなかったスクラップの提案活動を行い、成果につなげることができました。

前例がなくても、工夫や提案を受け入れ、やらせてくれる環境は、大同興業の働きやすさのひとつだなと感じています。現在担当している合金鉄は、生活の中で発生するスクラップとは異なり、鉱山から資源として生み出されるものです。海外からの輸入においては、世界情勢、経済状況に大きく左右されるので、世界の動きによりアンテナを張るようになりました。
変化の激しい今こそ、幅広いフィールドで商機をつかみたい
脱炭素化の流れが加速し、お客様のニーズも変わってきます。電気自動車が広がれば、自動車部品に使われる合金鉄の量は減っていくでしょう。その未来が見えているからこそ、新しいビジネスチャンスはどこにあるのか、情報収集にも力を入れていかなければいけません。新たなフィールドに出ていくチャレンジ精神を大切に、行動していきたいです。
ONE DAY SCHEDULE
7:40
通勤
ニュースで世界情勢をチェック
9:00
出社
チームミーティングで1週間の予定や課題を共有
10:00
外回りへ
海外の合金鉄動向について仕入先と打ち合わせ
12:00
昼食
外でランチ
13:00
他の代理店と打ち合わせ
状況の共有
15:00
帰社
見積書、契約書を作成
16:00
ミーティング
販売先(大同特殊鋼(株))と納期調整で電話ミーティング
17:30
退社
帰宅後は子どもをお風呂に入れるなど、家族との時間を過ごす